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学習船「うみのこ」落水者救助訓練を実施しました。 学習船「うみのこ」落水者救助訓練を実施しました。

2025.05.30

5月30日(金)に、令和7年度学習船「うみのこ」落水者救助訓練を実施しました。この訓練は、航行中の学習船「うみのこ」から、児童が転落した場合を想定したものです。児童学習航海中に実施し、万が一に備えて教職員や船員の方々とフローティングスクール所員の動きや連携を確認しました。また、落水者に見立てた人形を甲板から投下し、救助から救急搬送までの流れを外部機関と連絡を取り合いながら確認しました。乗船校の長浜市立神照小学校、余呉小中学校、古保利小学校、米原市立伊吹小学校の児童は、真剣な面持ちで訓練に参加していました。昭和58年の就航以来63万人以上の児童が乗船し、今まで1人の落水者も出ていません。フローティングスクールでは、年間4回の防災訓練を計画しています。今後も緊急時に備え、児童の安全を最優先に考えた航海を実施していきます。

「右舷、落水者あり!」落水事故発生を大声で知らせ、救命浮環を落水者めがけて投げ入れ訓練の開始です。救助が完了するまで落水者を見失わないように指差し確認を続けました。

「うみのこ」は緊急体制に入り、沖で止まります。救助・緊急搬送に向けて関係各所との連携が船内では始まります。高速艇を「うみのこ」から降下させ、素早く落水者を救助し、最寄りの港(大津港)へ搬送しました。その後、救急隊に引き継ぐ想定で訓練を実施しました。

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