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令和4年度 教職員研修会を実施しました。
2022.08.04
8月3日(水)、令和4年度の教職員研修会を開催致しました。
御協力いただいた琵琶湖博物館を会場に、県内各校の教職員や「湖の子」サポーターのうち、研修参加を希望された合計41名(申込数)での実施となりました。
2学期以降の学習航海を控えておられる先生方や、びわ湖やびわ湖学習のことを学びたいと若手の先生方も積極的に集まっていただきました。子どもたちへの指導方法について交流をされている姿も見られ、大変有意義な時間を過ごしていただけたのではないかと思います。
研修会では、実際に船内で実施する「水のよごれ回復実験」や「びわ湖の水の透視度調査」について、実際に器具を触っていただきながら研修を進めました。また出前授業でも要望の多い「びわ湖の深呼吸実験」を実演し、びわ湖に起こる壮大な自然現象についても、知識を増やしていただく機会となったかと思います。
また、琵琶湖まで出向き、プランクトンネットを使って自分で採取したプランクトンを顕微鏡で見る体験を通して、琵琶湖やそこに棲む生き物について興味深く研修されている参加者の皆さんの様子を見ることができました。この経験を学校教育現場での指導や、児童との関わりに活かしてもらえたら嬉しいです。
ホールでの全体講義。「琵琶湖の概要」について。
プランクトンを取りに湖岸へ移動。
プランクトンネットの使い方を聞きます。
プランクトンネットを投入します。
協力して容器に移します。
水だけですくうプランクトンの濃度の1万倍のプランクトンが取れるようです。
動いている動物性プランクトンが肉眼でも見えます。
部屋に戻っても覗きたくなります。
顕微鏡で、いざ観察です。「うわあ!」と歓声が上がりました。
自分で採取したプランクトン。写真に収めたくなる感動があります。
ミジンコの特徴について。児童に話したい小ネタも満載でした。
上手にミジンコを撮影された先生もおられましたが、捉えられませんでした。
透視度調査の体験です。びわ湖学習といえば、まずは「透視度調査」。
透視度と透明度は別物です。これは「透視度調査」です。
よごれた水が回復していく模擬実験です。FS所員の説明を聞きます。
間近で見て、学習内容を理解します。
実際にやってみて、指導につなげます。
少しずつよごれが回復していく様子がよくわかります。
「びわ湖の深呼吸」を実験器具で再現。わかりやすく絵の具で水に色を付けています。
実験通して壮大な自然現象を目の前で見られるのも、貴重です。