「湖の子」体験学習モデル(乗船前~乗船中~乗船後)
実践から4つの学習モデルを紹介します。フローティングスクールのテーマと学習内容の参考にしてください。
テーマ:フローティングスクープ~びわ湖の魅力を発信しよう~
乗船前(事前学習)
びわ湖や郷土について新聞記事で交流し興味を持ったものをもとに、びわ湖の魅力を発信する方法を計画する
新聞作成に向けての見通しを持つ

※乗船中の学習につながるよう記事の構成内容について計画を立てる。また、びわ湖や郷土について取り上げられている新聞記事を集め学習内容と社会とのつながりを確かめる。
※学ぼう!びわ湖「びわ湖について知ろう」でびわ湖の概要を知る。
乗船中(「湖の子」体験学習)
観察や実験などの体験を通して、びわ湖の魅力と課題について考える
プランクトンの観察
湖底の観察
水草の観察(Ⅱ期6月~10月)
魚の観察

ヨシの活用(ヨシペン)
ヨシの活用(ヨシ編み体験)
びわ湖の水の透視度調査

水のよごれ回復実験
乗船後(事後学習)
びわ湖の魅力と課題について自分にできることを発信する
活動内容ごとに
2日間を通して
ハンドブックとして
テーマ:びわ湖の生き物 共存プロジェクト
乗船前(事前学習)
生き物に視点を当て、びわ湖のよさや課題を調べる
生き物にとってすみやすいびわ湖について考える

※事前指導用資料(PDF:2.42KB)を活用し学習課題を設定させ見通しを持たせる。
乗船中(「湖の子」体験学習)
びわ湖の生き物にふれる活動を通して、びわ湖のよさや課題を実感する
プランクトンの観察
湖底の観察
水草の観察(Ⅱ期6月~10月)
魚の観察
生き物ふれあいコーナー
ヨシの活用(ヨシの観察)

びわ湖の魚の採捕体験(夏期)
びわ湖の生き物ワークショップ
乗船後(事後学習)
びわ湖の生き物とともに、よりよく生きるために、今の自分にできることを考える
ポスターセッション形式で発表
具体的な行動につなげる呼びかけ
さらに興味を持ったことについて調べる
テーマ:びわ湖のために、くらしの中できることを考えよう
乗船前(事前学習)
調べ学習から、びわ湖の水や生き物と自分の生活のつながりを見つける
児童向け「学ぼう!びわ湖」のページで、びわ湖とくらしのつながりについてふれる
※学ぼう!びわ湖!でびわ湖の概要を知り、くらしとのつながりを探る。聞き取り調査などから、他にどのようなつながりがあるのか予想する。
※カッター活動などの海洋活動も、びわ湖でのレジャー文化として、くらしとつながることを知る。
乗船中(「湖の子」体験学習)
体験を通して、びわ湖の水・生き物・人々のくらしは、複雑につながり、影響し合いバランスを保っていることを実感する

カッター活動(Ⅱ期6月~10月)

ヨシの活用(ヨシペン)
びわ湖の水の透視度調査

手旗活動
プランクトンの観察
水辺の水生生物観察
ロープワーク

びわ湖の魚の採捕体験(夏期)
乗船後(事後学習)
感じたこと・気づいたことから、びわ湖の生態系のバランスを保つために、自分にできることを見つけ様々な方法で発信する
新聞にまとめて発表
みんなの思いを巻物につなげて呼びかける
さらに興味を持ったことについて調べる
テーマ:びわ湖の水調査隊~未来に残したいびわ湖~
乗船前(事前学習)
過去のびわ湖の水の様子から、現在のびわ湖の水の状態を予想する
児童向け「学ぼう!びわ湖」のページで、びわ湖の水の関連リンクから学習課題を設定する

※「あおいびわ湖」でびわ湖の概要を知り、過去のびわ湖の水の様子や郷土の人々のびわ湖の水へのかかわりを調べる。
乗船中(「湖の子」体験学習)
現在のびわ湖の水の状態について体験を通して実感し、生き物の様子やくらしの変化について考える
深層水と表層水の比較
びわ湖の水の透視度調査
水のよごれ回復実験
衛星写真シート検索
プランクトンの観察
湖底の観察
水草の観察(Ⅱ期6月~10月)
魚の観察
乗船後(事後学習)
未来に残したいびわ湖のために、自分にできることを見つけ様々な方法で発信する
ハンドブックにまとめて発表

美しいびわ湖を絵で表現する
体験したことを新聞にまとめて呼びかける