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西野水道

 山のふもとに見える三本のトンネルが西野水道です。このあたりは長浜市高月町西野というところです。この山の向こうにその集落があります。そこには余呉川が流れています。この余呉川は、カーブが急で、昔から大雨のたびに洪水を引き起こしていました。そのたびに、家や道が水びたしになるばかりでなく、実ったいねや野菜がだめになり、大きなひ害を受けていました。

 この洪水をなくすには、山をほりぬいてびわ湖に川の水がまっすぐに流れるようにすることだと考えたのが、この村のお寺の住職西野恵荘(にしのえしょう)さんです。今から160年ほど前の1840年のことでした。
 かんたんな道具しかない時代の手作業でしたから、6年にもおよぶ大工事になりました。そして、1845年、全長250メートル、高さ2メートル、はば1.5メートルの水路(左の写真)が完成しました。
 現在、この水路は古くなったので使われていません。危険なため人が入ることもできなくなっています。
 その後、1948年に中央の放水路(左の写真)が作られました。
 この水路も、現在は使われていませんが、人が通ることはできますから、西野の村から琵琶湖岸への通路にもなっています。
 双眼鏡で見ると、「うみのこ」からもその出口が見えます。
 左の写真が、現在使われている放水路です。1980年につくられました。
 「うみのこ」からもその出口を見ることができます。